Archive for 12月 22nd, 2008

posted by 森田誠 on 12月 22

 

 

リードは犬に自分の気持ちを伝えるための道具なのです。

よくリードで犬を押さえつけて歩いている方
また、犬の行く方、行く方に引きずられて
犬にお散歩させられてる方など見かけることがありますが

リードは犬を抑制するための道具ではなく
犬にだめだよということを、つまり
犬の心理にドキッと「伝えるための道具」なのです。

しつけをし始めたら、家の中でも
リードをつけておくといいと思います。
犬のダメな行動や心理には
リードを利用して「だめ」 ということを伝えます。
「権威」を使ったときなど、犬が都合のいい場所、
たとえば、机の下などに逃げ込まないように
リードは必須です。

逃げ込む子には愛情の方だよという気持ちを
リードの先を持って自分の愛情のほうに
誘導してあげます。

逃げ込むことによって、
防衛本能が育まれててしまうので要注意なのです。
しつけの時間が終わっても
リードはつけっぱなしにしておいた方がいいです。

しつけが終わり、「はい、おしまい!」と
はずしてしまうと、リードのついている時と
ついていない時との、区別を覚えてしまうこともあります。
それに、リードがついていることによって
リードが「権威」となるため、犬の心理のいい状態が
多くなり、受け止めてあげられる回数も多くなります。

リードは「伝えるための道具」です。
上手に使って、犬とのいい関係を築いていきたいものです。