posted by 森田誠 on 2月 9
わたしの母は
ここから車で1時間ほどのところで、ひとり暮らしをしています。
昨日、79歳を迎えましたが、歌を習い、社交ダンスを習い。
毎日のように、歌を覚えたり、ダンスでは6センチのヒールをはいて踊り、
普段のおでかけも、ちゃんとおめかしして
ヒールで飛び回っている スーパーおばーちゃんです。
動物など、生き物は見ている分には大好きですが
幼い時、「化け猫」のお話でネコが苦手になり
これまた小学校1年のときに、犬に追いかけられ
「ひゃ~っ!!」 と叫びながら逃げ惑い、
逃げても逃げても追いかけられた経験から 犬も苦手。
特に大きい犬には
「ひゃ~っ!!」 という叫び声とともに、どこかへ消えて行ってしまいます。
うれしい時、悲しい時、びっくりした時など
まず、声の方が先に出てしまう、そんな私の母ですが
大きい犬でも、ラブラドールの「あずき」とだけは、大の仲良しです。
私たちも忙しく、母とはほとんど会っていなかったので
あずきに はじめて会ったときにはもう、1歳をこえていて
体も大きくなっていました。
でも、あずきがまあるい顔をして、しっぽを下げて下の方でちょろちょろと振り
ゆっくりと歩み寄ってきて、母の目の前でちょんとすわった時、
「あらまぁ!」 とあずきと母との距離が一挙に縮まりました。
今ではあずきのことを自分から かわいい、かわいいとなでたり、
ひとりでリードを持って勝手にお散歩に連れて行ってしまうほど。
服従性バンザイ!!・・・・です。
母も ほんとは、犬も大好きなはず。
ただ、急に飛びつかれたり、追いかけられたりすると
怖くなってしまうんだと思います。
追いかけてくるのと、ついて来るのとでは
大きく違いますものね。
私も 母が 犬たちに囲まれながらニコニコして鼻歌をうたっているのを見ると
幸せな気持ちになれます。
これからも、ずっと元気で歌ったり、踊ったりして
楽しい人生を送っていってほしいと思います。
あずきちゃん、ありがとね。
by 森田雅子