posted by 森田誠 on 5月 28
放射線量測定機
朝のテレビでみた光景です。
若いお母さんたちが幼稚園くらいの子どもの手を引き、
もう一方の手には放射能測定機をにぎりしめ、
子どもたちの遊び場の公園などを測定している。。。
それも千葉県や都心部のお母さんたちがです。
今、おきていることを自分たちで確かめたいと。
なぜならもう、国の言うことは何も信じられないから。
もう、ここまできたんだなと本当に不安な気持ちでいっぱいになりました。。。
3月11日。
東日本大震災がおきて、いろいろな情報がとびかいましたね。
知らないということは、本当に恐ろしいこと。。。。
なんの危機感もないまま、普通に買い物にいったときの
あのスーパーマーケットの光景。。。
ガランとした店内。
なくなりそうになってから買えばいいやと思っていた
米や水の姿はもうどこにもありませんでした。
今の若者たちは自分たちで情報をとりにいけます。。
現実に起きていることと、テレビなどの報道でのギャップをちゃんと知っている。
原発のこともそう。
テレビなどでの専門家の言っていることと、自分たちで集めた情報での
専門家の言っていることとの大きな違いをちゃんと知っている。
今迄テレビや新聞でしか情報のとり方を知らなかった私でしたが、
今回、ツイッターで多くの情報を知ることができました。
当時、世間では水や食品の買い占めに走っていたその中で
ツイッターでは若者たちが必死に叫んでいました。
水を買わないで!
妊婦さんや子どもたちに水をまわして!
赤ちゃんにミルクが作れない!
水が足りない!
その他、いろいろな役立つ情報、知恵などを伝えあっていました。
本当に多くの若者たちが頑張っていたと思います。
80歳の私の母。
「私は水道水で充分。この年でこの水を飲んだってどうってことないもの。
それより、若い人たちに安全な水を」
これからたくさんの新しい命をこの世に送り出すであろう
若い人たち、そして子供たち、妊婦さんたちなど。。。。
これからの時代をになう人たちを、まず守らなくてはいけないよね。。。
こういう人たちを国が率先して、
国外に避難させなくてはいけないんじゃないの?
被災されたたくさんの方々が、まだほとんどそのままの苦しい状況の中
そんなことを考えなければならないほど、今、非常事態なんだと思う。
テレビの中の光景。
右手には放射線量測定機。
左手には子どもの手をしっかりと握りしめて必死に安全を確かめている
若いお母さんたちの姿。。。。
今夜も眠れそうにありません。
by 森田雅子
タグ: ツイッター, 妊婦, 安全, 情報, 放射能測定機