posted by 森田誠 on 8月 12
オオカミ犬 ウルフドッグの「ソニア」ちゃん
先日、
ウルフドッグの「ソニア」ちゃんが
しつけのために やってきました。
ウルフドッグの「ソニア」ちゃん
生後45日の女の子です。
オオカミの血が 92%
あとの8%は アラスカンマラミュートの血が 入っています。
カッコイイ~!!!
この犬の部屋にも オオカミの置物が
いくつか 飾ってありますが
僕は昔から オオカミが だいすきで
一時、オオカミと暮らしたいと
本気で思っていたほどです。
以前、北海道にオオカミの生態を
研究をされている方のところへもおじゃまして
何頭ものオオカミを見せていただきました。
オオカミは 非常に シャイなところをもっていて
そのシャイな部分が 将来人間と
生活していく上で ネックになってきます。
「ソニア」ちゃんは 生後45日 満たない頃に
ごはんの時、鼻に しわををよせて
飼い主様に 「フーッ!」と 威嚇をしたり
先住犬の マルチーズちゃんたちに
激しく襲いかかる行動が 頻繁にあったため
飼い主様が 不安を感じられて
僕のところにご相談がありました。
「ソニア」でちゅ、ヨロチク~!
飼い主様ご夫婦と
マルチーズちゃん 2人と 「ソニア」ちゃんが
豊かに 楽しく 暮らせるように
これから 我が家での 生活を通して
「ソニア」ちゃんの
心理を 育んでいきたいと 思います。
posted by 森田誠 on 8月 7
「ワカ」くん卒業おめでとう!
今日もムシムシ
湿気があって暑いです・・・
ブログ再開までのあいだ
いろいろなことがありましたが
フレンチブルドッグの「ワカ」くんが卒業しました!
家族みんないっしょ
僕が初めて「ワカ」くんに会ったのは
以前、ドッグカフェでしつけ教室をした時でした。
他にも 何組もの飼い主さまと 愛犬たちが集まっていた中、
ベビーカーのようなカートに カバーをしっかりとかぶせられ
他のワンちゃん達から 隔離されていました。
カートの中から 吠え続ける
「ワカ」くんの 他の犬への あまりの攻撃性に
飼い主さまも困っておられました。
前に、訓練所でスパイク首輪 といって鎖の首輪の内側に
トゲトゲがついた首輪で 吊り下げられ、
何度も 首輪でのショックをする 訓練をされていたために、
とにかく 自分を守らなければならないという 防衛本能が
大きく 育まれてしまったのでした。
そのため、どんなものも外敵と とらえ
わずかな音にさえも 攻撃するようになってしまったのでした。
でも 「ワカ」くんは 非常に敏感で デリケート。
繊細な 神経の持ち主で
強い権威など 必要のない子でした。
今では、どんなワンちゃんとも仲良くできて
ドッグランも大好きです!
posted by 森田誠 on 5月 22
海外に住む犬たち
海外の方からよく
「自分の知っている限りでは
僕のしつけるような犬はいない、
今いるこの国では見たことがない」
という言葉をいただきます。
僕は家内と何カ国かの国を
視察して回りましたが
何かが違うという疑問から
独自のしつけ法を考え出しました。
いろいろな国をまわってきた中で
タヒチ、スイス、オランダの犬たちは
よくしつけが いきとどいているな という感じを受けました。
スイスのドッグスクールのしつけ教室
しつけ教室で・・・・
アムステルダム空港内のカフェで
誰をお迎えに来たの・・・?
「よしよし」 アイコンタクトもバッチリ
以外にもカナダ、イギリス、ベルギーなどは
日本よりレベルが下だったということに
僕自身も驚きました。
ベルギーの売店で
特にベルギーは訓練技術は世界一
といわれる 国ですが
人に咬みつく子が非常に多く
街中でも 口輪をしている子の多さには
本当にびっくりしました。
ベルギーのステーション内
ステーション内のカフェ
フランスのしつけ教室で
カナダの介助犬ドッグスクールにて
その反対に タヒチでは
すべての犬と いっていいほど
すばらしく しつけられていて
人と犬とが 本当に 楽しく豊かに生活しており
これにも びっくりしました。
クッティーとマエストロ なかよくしてね
プロの訓練士を探しましたが
タヒチには犬の訓練士 というのが一人もいないと言われたこと
僕らが見たすべての犬がリードをつけていないことに
またまた非常に驚かされました。
ボク、プロの訓練士だよ、よろしく・・・
タヒチにはプロの訓練士がいないので
飼い主さんに話を聞くと どの方も
「特に 何もしていない」 と言います。
そこにまた驚き
なぜ、犬たちがこうなるのか 観察すると
タヒチの方は 何もしていないのではなく
ただ、当たり前のことを
犬たちに対して 当たり前に しているだけ。
そのことに気がつきました。
自分たちが困るところは きちんと怒る。
そして、かわいがる。
必要以上に怒ったり、かわいがったりはしない
かわいがりすぎ、怒れない、ではなく
そのバランスが ちゃんと 自然にできているんですね。
とってもやさしい「クッティー」
僕のしつけは このタヒチのしつけを
多分にとり入れています。
ここでもよ~しよし。「ん~きもちいい!」
タヒチの人たちの生活での習慣が
犬だけでなく、人も、犬も
周りに迷惑をかけずに
豊かに楽しく生活する・・・
そんな中で
人と犬とが 自然に触れ合えている
見ているだけで
あったかい気持ちになれる
そんな国でした。
posted by 森田誠 on 5月 12
しつけを行う前に
よくある ご相談ですが・・・・
お仕事などで
愛犬のお留守番が 非常に長いために
ケージから出すと ものすごい勢いで
がちゃがちゃ 走り回ったりが止まらない・・・
仕事から帰ると ケージから出して、出してと
ワンワン吠えてしまう・・・・
ケージの中がグチャグチャ、シーツもボロボロになっている・・・・
そして
お仕事をしているためにしつける時間がとれない・・・・・
こういったご相談がよくあります。
まず、しつける以前のお話になるのですが
このように 長い時間 お留守番ということにより
愛犬には 「動きたいのに動けない」 というストレスが
毎日毎日 貯金されていっています。
前にも このブログで ご紹介いたしましたが
犬たちも 僕たち人間と同じ感情やストレスの反応をもっています。
一日のなかで
「動きたい」というニーズ
「噛みたい」というニーズ
「感情をみたしてほしい」というニーズ
必ずこの 3つのニーズを ちゃんと満たしてあげてから
はじめて 「しつける」権利が 飼い主様に発生するのです。
こういった たまったストレスを発散させるのは
運動させるのが いちばんです。
自転車で 走らせてもいいですし
お散歩の時間を うんと長くしてあげてもいいですし
どこか広い場所で ロングリードをつけて
自由に走り回ったり、うろうろしたり、においを嗅いだり
好き放題させてあげてもかまいません。
とにかくストレスを リセットさせてあげることが大切なのです。
その子によって そのストレスがリセットできるまで
1週間かかる子もいれば、2週間かかる子もいます。
そして、しつける時間ですが
1回 15分くらいで大丈夫です。
1時間も2時間も しつけるのに時間をとらなければいけないと
思っていらっしゃっる方も たくさんいらっしゃいますが
犬たちの集中力が続くのは 長くてせいぜい30分です。
1回15分を 可能であれば
たとえば1日に 午前中2回~3回 午後2回~3回とか
お時間をとっていただければと思います。
どうしても お時間がとれない方は
1日15分~20分でも 大丈夫です。
そして、これはしつけでもなんでもありませんが
長いお留守番の時など
牛のひづめを 何個か用意しておいて
ケージの中に入れていってあげるのも
ストレスの緩和や 噛むものがあるので
いたずら しにくくなるということにもなります。
こういった 工夫をすることも大切です。
posted by 森田誠 on 5月 11
今日もドッグランへ!
フレンチブルドッグの「ワカ」さまは
ラブラドールの「あずき」ちゃんと
ブルドッグの「クー」ちゃんをおともに
今日もドッグランへ いざ 出陣!!!
それではいってきまーす!!!
ドッグランまでの道のりは ワクワク ドキドキ・・・
はやく つかないかなぁ~
今日はどんな子が いるのかなぁ
かわいい子もきてるかなぁ
わーい!ついた!ついた!
他の犬たちにあんなに攻撃性のあった
「ワカ」さまも今ではこのとおり・・・
こうやって たくさんの犬たちと触れ合うことによって
社会化を身につけることができます。
ちょいと 失礼・・・
「ワカ」さまの 社会化は
ドッグランの 金網の外からはじめました。
ドッグランの中にいる犬たちからのストレスを
愛情で服従性のほうに 導いていってあげます。
ミニュチュアダックスや柴犬など
今日もいろいろなお友達のなかで
なかよく過ごすことができました。
たのしかったねぇ・・・
うん!!とっても!!!
それでは お庭でひとやすみ・・・・
このあとの 「ワカ」さまのスケジュールは
以下の通りです。
寝たいほうだい、たっぷりのお昼寝と
お目覚めのあとの ご夕食・・・・・
犬たちっていいですね・・・・・
それでは さいごに
あなたに贈る きょうのすてきな「ワカ」さま
ワカさま ドッグランをとぶ!!!