posted by 森田誠 on 1月 21
「第一に扁平上皮癌が考えられます」
ラブラドールのあずきの細胞診の結果が出ました。
これは、あずきの右手にできた腫瘍?のようなものに
針をさして細胞をとって調べたものです。
病理検査とは違って確定ではないものの、
扁平上皮癌にほぼ間違いないことは明確になりました。。。
先日、指の切断手術をしたあとの病理検査の結果は
まだ出ていませんが、もっと詳しくわかるのだと思います。
覚悟はしていたものの、やっぱり落ち込むな~
やっぱりね。。。
でも。
何もわからず、状況をすべて受け入れ、
今という時を一生けんめい生きているあずきを見ていると
わたしもしっかりと現実を受け止めて、前を見て
とにかくしっかりとしなければと。
傷口からの出血もなく
あずきちゃん、よくがんばりました
「こんどはきみどりのおててになったよ!」
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 1月 19
チワワの福ちゃん、雪の中
昨日はすごかったですね、雪。
朝、窓からの景色を見てびっくり。
昼近くから雨の中、駐車場や付近の道路などの雪かきに励みました。
夕方まで続けたら腰は痛いわ、握力はバカになるわ。
でもすっごく楽しかった。
わたし、こういうのけっこうすきで。
(たま~にだからいいのですよね。。)
昨日は雪のためお散歩はいけませんでした。
これはおとといの写真。
ラブラドールのあずきどん、手術後初めてのおさんぽ。
心配していた痛みも、それほどなかったらしくて
ごはんもたくさん食べるし、よく寝るし。
(手術で疲れたんね。。。。)
このまま安定しているといいのだけれど。。。
さてチワワの福ちゃん。
おとうちゃんに
「ふくちゃん。雪のお勉強だよ」と庭に連れて行ってもらいました。
お部屋の中でありあまるエネルギーをもてあました福ちゃん。
お庭の石の山にぽいっちょ。
さあ、どうしましょ、なんか寒いし冷たいし。。。
けっこう動じることなく、雪の山をあっちにいったりこっちにいったり。。。
おてんば福ちゃんには楽しかったようです。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 1月 15
手術前夜のおはなし
いよいよ明日、
ほぼ扁平上皮癌であろうあずきの指を
切断する手術の前日。
ラブラドールのあずきちゃん
もう12歳だし、脳炎だし、免疫抑制剤を飲んでるから
麻酔に耐えられないかもしれない。
このまま死んじゃうかもしれない。
あれやこれや心配がつきない手術前夜。
涙ぽろぽろの手術前夜。
あずきにとっては夢のような豪華なお食事と
食後にはケーキまで用意されていて
「まだ正月か~」てきな夜を一緒に過ごしました。
大好きなお肉がごろごろ入ったごはんをペロリ。
ケーキは主人もカニヘンダックスのミニーも
チワワの福ちゃんも寝静まってから
わたしとあずきとふたりで
「わるものを退治する会」をひっそりと行いました。
お互いにケーキを食べて
明日はがんばろう!と誓いました。
「あたち、脳炎だからぺろぺろしても
おはなをきれいになめることができないの」
手術が終わってあずきが帰ってきた今だからこそ
こんなお気楽な文章を書いていますが
実際は、
おねがいだから元気で帰ってきてね
死んじゃ、いやだからね
おかあちゃんをひとりにしないでね
と、がつがつケーキに食いつくあずきをなでながら
ポロポロ。。
なんともしめっぽい会がジメジメと続きました。。。
「あのね、しゅじゅつがおわった日も
がんばったね会をひらいたんだよ!
おはなについてるのはケーキのくりーむ!」
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 1月 14
ラブラドールのあずきが
無事に手術を終えて我が家に帰ってきました。
家に戻ってきたのが21時ごろ。
ただいま。
ほっと一息。
つかれた。。。。
おかげさまで、無事に終わりました。
あとは、転移をしていないことを祈るのみ。
それと、免疫抑制剤を飲んでいるので
傷が治りにくいこと、痛み止めが飲めないこと。
でも、先生いわく、この手術は
避妊や去勢の痛み程度のもの、
骨折のほうが痛いのだそう。
でも、やっぱり痛いよね。。。。
傷口も早く治るといいな。。。。
帰りの車の中では1時間半の道のり
家に着くまでずっと、ずっとわたしの腕の中。
顔をうずめて出てこないのです。
からだをすり寄せてきて。
腕の中っていっても、この大きなからだ。
わたしは標準よりも小さなからだ。
支えているのがたいへん。でもかなりうれしい。
こわかったんだね。
こころぼそかったんだね。
不安だったんだね。
またこうしてあずきを感じることができたこと、
なんというしあわせ。
あったかいあずきをかかえてじっと家までしあわせをかみしめていました。
おかげで今日は
腕と腹筋が痛い。。。笑
感謝。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 1月 13
ごめんね、あずき
痛い思いをさせてしまって、ほんとうにごめん。
でも、おかあちゃん
まだまだあずきと一緒にいたい。
あずきのそばにいたい。
悪いものを退治して
そしてずっとずっと一緒にいよう。。。
今日、今まさしくこの時間
あずきは癌を克服するために
手術を受けています。
そしてわたしは
大好きな大好きなあずきが
麻酔に負けないよう
癌に負けないよう
ただただ祈り続けています。。。
1月9日
あずきの右手の指に癌が見つかりました。
3番目の爪のわきの肉球が炎症を起こしていて
すぐに病院へ駆けつけたところ
扁平上皮癌の可能性があるといわれました。
X線ではその指の骨が溶けてなくなっており
細胞をとり検査に出しましたが
GME(肉芽腫性髄膜脳炎)で遠隔治療をお願いしている
ボストンの先生がX線を見られてすぐに
お返事をくれました。
「確かに悪性の腫瘍のようだ
X線で骨溶解が確認できたのであれば
(検査結果が出るまで)1,2週間待つべきではない
この指だけ、できるだけ根本近くまで
できるだけ早く切断するべきだと思う」
扁平上皮癌はたちの悪い癌らしく
幸い肺に転移は認められませんでしたが
一刻の猶予もありません。
わたしはうろたえ、涙が止まりません。
でも時間がない。
できるだけ早く切除しなければ
命にかかわってしまう、大変なことなのです。
でもそれはあずきの指を失うということでもあります。
大好きな大好きなあずきが指を失う。。。
でも。
指を失うだけで命が助かるのだ。
そう強く心で叫んでも
やはり涙は出てくるのでした。。。
「無事に終わりました。麻酔からさめましたよ。」
その電話を今はしずかに待っているところです。。。
by 森田雅子