Archive for the ‘犬’ Category
posted by 森田誠 on 9月 2
天国に帰っていったクーちゃん
このところ、朝と夕方が過ごしやすくなってほっとひと息ですね。
今、台風の影響がどうなるのか、ドキドキですが
この間、地方へ2日間ほど行って帰ってきてから
タテハチョウのクーちゃんは来なくなりました。。。。
出かけるまで、庭に来ていて飛び回っていたのに。
「お盆も終わったしさ、クーちゃんも帰っていったんじゃない?」
また私が泣きそうになっているので
主人が明るく言ってくれましたけど。
。。。。。帰っちゃったのか~
そう思ったら、やっぱり涙ポロポロ。。。
もういちど、会いたいです。
シェパードのアイちゃんにも、チワワのウーロンとバニラにも
そして、ブルドッグのクーちゃんにも。。。
クーちゃん、またおいでね。
すがた、かたちは違っても、すぐに気がつくよ、
「あ、クーちゃんだ。」 って。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 8月 20
タテハチョウになった「クーちゃん」
もう、1ヶ月くらいになるでしょうか。。
毎日、毎日、タテハチョウが森田家の庭にやってきます。
やってくるというよりは、住みついているという感じ。
私たちが庭にでると必ずそばにやってきます。
そして、私たちのまわりをヒラヒラと飛び回ってはなれません。
庭にいるときには庭中をうれしそうに飛び回っているし
駐車場にいくとついてきて、車のまわりをとんでいます。
見たとたん、私は心の中で「クーちゃんかも。」と、思いました。
色もそっくり。
でも、それを言葉に出してしまうと、涙がでてしまうので
あまり気にとめないようにしていました。
今年の3月25日、進行性のガンで天国に逝ってしまった
ブルドッグのクーちゃん。。。。
しばらくたってから、主人が庭から「まこちゃ~ん」と呼ぶのでいってみると
なんと、主人の指にタテハチョウの「クーちゃん」がとまっていました。。。。
「これはクーちゃんだよ、きっと。」
主人の口からそれを聞いたとたん、涙があふれでてきて。
「わたしもそう思ってた。。。。」
今日もタテハチョウの「クーちゃん」は、以前大好きだった
ひなたぼっこの場所を、うれしそうに飛び回っています。
朝、向こうからヒラヒラやってくると、
「あ、クーちゃん!」と思わず声をかけてしまいます。
毎日、庭に出るのが楽しみです。。。。。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 7月 16
肉芽腫性髄膜脳炎、ついに寛解状態へ
奇跡が起こりました。
いくつかの副作用はあったものの、ステロイド剤を中止してから1カ月半
何も神経的な症状が見られないため、寛解状態という言葉を
ボストンのS先生からいただきました。
S 先生の治療を受けてきた犬たちでは、
治療中に副作用などの理由でステロイドを中断すると、90%の犬が
2週間以内に肉芽腫性髄膜脳炎(GME)の症状を再発するそうですが、
あずきはステロイドの服用を中止してからもう、1か月半が経過し
何も神経的な症状が見られないため、
寛解状態にあるとみなされるということです。
あずきは幸運な10%の中に入ったのです。
寛解とは、完治とはちがい、
完全に治ったということではありませんが
再発の可能性がなくなったということ。
我が家のラブラドールのあずきは
平成22年10月に肉芽腫性髄膜脳炎と診断され
日本の治療法では、余命3~4カ月と言われる中、
アメリカのS先生の治療法を知り、その年の12月より
S先生の遠隔治療を受け始めました。
3種類の飲み薬と月2回の抗がん剤の注射。
何度も何度も検査を重ねながらの治療です。
その間にはいくつかの副作用もあり、胸のところの毛が抜けてしまったり
異常にフケがでたり。
この、食欲旺盛のあずきが何日も全く食べない日もありました。
でも、今はこの副作用もすべて解消しており、とっても元気にしています。
毎日、朝と夕方のボールやワニさん投げを楽しみにして、
ほんのちょっとの時間でもみんなと庭に出たりして遊んでいます。
(ワニさん、だいすき!!)
たくさんの皆さまからご心配をしていただき、また、応援をしていただきまして
本当にありがとうございました。
毎日、わんこの会のみなさまからいただいた千羽鶴を見上げながら、
本当に奇跡は起こるんだろうか。。。。と不安な日々を過ごしてきましたが
こんなに早くこの日が来るとは思いもしませんでした。
たくさんのメッセージでの励ましの言葉の数々、
そして祈っていただきましたこと、心から感謝しております。
まだ、免疫抑制剤を1年あまり飲まなければいけませんが、
その後も再発がなければ「完全寛解」 ということになります。
今、こんなに充実した日々を送れるようになって、夢のようです。
ほんとうに安定しすぎていて、こわいくらいです。。。。。
ずっとこの時間が続いてほしい。
ほんとうにそれだけです。
あずきとのこの時間ができるだけ長く続いてくれるよう、祈りながら
毎日を大切に、大切にあずきと過ごしています。
最後に。。。
アメリカのS先生と私たちとの間に入り
一生懸命に治療に協力してくださったM動物病院の皆さま
翻訳を気持ちよく引き受けてくださったNさん
そして、遠いアメリカから常に的確な指示を
送り続けてくださったS先生。。。
あずきの命の恩人の方々に
心から感謝いたします。。。。。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 6月 17
人の感情、犬の感情
感情って大切ですよね。
最近、つくづくそう思います。
人間も犬も感情を持っていて
私は人を動かすのも、犬を動かすのも
感情だと思っています。
主人の犬のしつけは犬の感情を人間の愛情で包み込んで
自ら従いたいという感情をさらに受け止めて
いい関係をつくり出していきます。
いい関係ってなんだろう。。。
今、自分のまわりで、いい関係でつながっている人って何人いるかな。
信頼しあっていける相手ってどのくらいいますか。。。
一般的に身近なところで考えると、夫婦関係、親子関係、友達、
会社の同僚、上司、社長とか。。。
私たちの場合はここに「犬」というキーワードが入ってきますが。
今、誰もがあくせくと働かなくては生活できないような
そんな世の中です。
昔に比べると、時間の短縮やスピードが求められ
なんでもかんでも競争、競争の原理で
「椅子とりゲーム」を強いられてきました。
他人のことはもちろん、家族であっても
思いやる気持ちの余裕が持てないほど。
結局、感情と感情とのキャッチボールはできずに
少しずつ距離が開いていく。。。
心から信頼できる人のそばにいられるのって
安心できて心地よいものです。
人も犬もおんなじですね。。。。
by 森田雅子