posted by 森田誠 on 5月 19

昨日のお昼頃、突然降ってきた雹。
急に空が暗くなってきて、
庭で遊んでいた犬たちを家の中に避難させたとたん、
ザーッと大粒の雨。
と、思いきや、ちがう、ちがう、なんかヘン。
バタバタ、バタバタ、ものすごい音でした。
「はじめて見た~!」と娘はちょっとうれしそう(?)

ワ~イ、ひょうだ!

大きいもので、1.5センチくらいでしょうか。。。
庭の芝生の上で、まるで踊っているみたいな雹たちを
玄関の屋根の下で主人と娘と3人並んで見てました。

こんなカタチのものも。。。

そういえば、私が小学校2年か3年生の時。
2回乗り継いだバスから降りて10分ほどの帰り道。
あともう少しで家、という時に突然、雹が降ってきて
あわてて家に走って帰ったことがありましたっけ。
直径2,3センチはあったと思います。
帽子をかぶった頭に、やたらボコボコあたって。。。。

その日は私ひとりでお留守番の日。
鍵をあけて、窓から外をのぞくと
隣の家の並板が、ボコボコという音とともに
穴だらけになっていて、ものすごくこわかったことを覚えています。

しばらくして父親が、何でそんなに早く帰って来たのかは
もう、忘れてしまいましたが、なぜか帰ってきてくれて。
玄関で 「まこちゃん、怖かったろう!」という声に
思わず「パパ~!!」と叫んで抱きつきましたね。。。。。

昨日の突然の雹に、怖かったけれど、
あの父親に抱きついた、懐かしい光景がよみがえりました。
遠い遠い、想い出です。

そろそろ大好きな「パパ」に会いに、お墓参りに行こっかな。。。。。。。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 5月 14

ゴールデンウィークも終わって
またいつもの毎日が始まりました。
皆さま、いかがお過ごしでしたか。

ゴールデンウィークの真っ最中のある日の出来事。
犬たちの部屋の屋根に何年も前から
すずめの巣があるのですが
その、すずめたちが何やら騒がしく。。。
どうやら、すずめの赤ちゃんが巣から落ちてしまったよう。
親鳥たちがしきりにチュンチュンと鳴き、
くわえたえさを落ちた赤ちゃんに運んでいました。
お父さんとお母さんが、立ち替わり、落ちた赤ちゃんのところにやってきます。
赤ちゃんはじっとしていて動きません。

この日は真夏のような暑い日。
このままでは死んでしまう、なんとか巣に戻してあげなくては。。。
うちにあった脚立をなが~くいっぽんにして
巣に戻してあげました。

巣の中には他にもたくさんの赤ちゃんがいて
黄色いくちばしを思いっきりあけていたそうです。
やれやれ、これで大丈夫。
でも、実はこのあと、またひとり落ちてしまい、
私たちは一度片づけた脚立をまた
家の裏からエッサエッサと持ってきて
巣まで運んであげました。
この日は本当に暑くて、みんな汗びっしょりでした。

巣から落ちた赤ちゃん。
はやく一人前になって、元気にこの巣から飛び立ってね。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 4月 30

肉芽腫性髄膜脳炎(GME)永久的完全寛解まであと 53日。

我が家のラブラドールレトリバーのあずきが
肉芽腫性髄膜脳炎(GME)を発症してから1年と6ヶ月が経ちました。
たくさんの皆様にご心配していただき
また、応援していただき本当にありがとうございます。
あずきの体調は絶好調で、毎日、元気に遊んでいます。
毎月1回、血液検査に行っています。

病院の待合室にて

病院の待合室にて

毎回、結果もよく、このまま何もなければ
今飲んでいるお薬を6月まで飲み続けて
それでおしまい、です。

永久的な「完全寛解」です。

あれほど望んでいた「完全寛解」が
もう、すぐそこまで、手の届くところまできていることに
ワクワクしながらも、正直、戸惑いもあります。
だって、あのときには「死」が
手の届くところに横たわっていたからです。。。
どうすることもできない、無力の私たちがそこにいて
目の前には、あずきとのさよならが、もう現実のこととして
あたりまえのようにあったからです。。。
何もできないまま「死」に向かって時間が過ぎていく。。。

そんな絶望的な状況だったのに、
肉芽腫性髄膜脳炎という病気が 「完全寛解」だなんて
信じられない気持ちでいっぱいです。
夢を見ているんじゃないかと思うほどです。。。

今、あずきと同じように
肉芽腫性髄膜脳炎(GME)と診断され
余命3ヶ月といわれていたわんちゃん達が
完全寛解をめざして
あずきの後を一緒に走っています。
みな、経過は良好とのことです。
まず、一番手のあずきが、「完全寛解」のゴールを
めざして、このあとも慎重に走っていきます。
もう、私の胸の中には、何本ものクラッカーが
いつでも紐を引っ張れるように用意してあります。
その時には毎日欠かさず飲んでいるお薬ともさよなら。

そんな夢のような日まで、あと 53日。

あともうすこし。がんばるね。

あともうすこし。がんばるね。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 4月 27

15歳の誕生日

先日、我が家のミニチュアダックスフントの「モカ」が
15歳のお誕生日を迎えました。

ケーキだ、やったね。。。

ケーキだ、やったね。。。

さすがに最近はめっきり 「年をとったな。。。」と感じます。
でも、よく食べ、よく眠り、
たまにだいすきだったボールなげをちょこっとやって。
昔は投げれば何回でも走って、やめることをしなかったボール投げも
今はもう、5回とりにいったら「もう、いいデス。」

耳も遠くなって、あまり聞こえません。
特に都合の悪いことは、全く聞こえていないようです。
人間も犬も同じです。

7歳の時に乳腺のがんを見事に克服してその後5年間、転移もなくきましたが
間もなく甲状腺のガンが見つかりました。
でも高齢のために、ガンの進行も遅く
先日、めでたく15歳のお誕生日を迎えることができました。

来年の16歳のお誕生日をめざして、
「モカちゃん」は今日もひたすら食べては寝て、寝ては食べ、頑張っています。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 3月 19

いまだ悲しみの消えない中、先日、たくさんの尊い命が奪われた
あの3月11日がやってきました。

皆様どのようにお過ごしになられましたでしょうか。。。
地震発生のあの時。

主人と私はS医科大学の6階の病棟で、
検査の結果の説明を受けているところでした。
実は3月に入ってすぐ、しつけをしている最中に主人が2回倒れてしまい
検査入院をしていたのです。

倒れたときは意識がなく、大いびきをかいて顔面真っ白。
幸い、大事にはいたりませんでしたが
ちゃんと検査しようね、ということになって。。。

ものすごい揺れで、壁にかかった時計は落ちるわ、
エレベーターは止まるわ、看護婦さんたちが病室や階段を駆け回っていて
ただ事ではない状況に、とっても怖かったのを覚えています。

あの日、多くの方たちのそれぞれの思いがあったこと、
一年経ってもなお、本当に深く、深く、心に刻まれた悲しみを改めて知りました。

あれから一年。
体調は絶好調!!。。。とまではいきませんが
今をしっかりと踏みしめて、これからもふたりで頑張って生きたいと思っています。

by 森田雅子