posted by 森田誠 on 12月 18
皆様よりたくさんのコメントをいただいており
いつもありがたく拝見させていただいております。
15歳から犬と接して33年間、
数千頭の犬たちと築いてきた豊かな関係、
自分だけのものだったものを、
日本中の飼い主のみなさまと
犬たちを豊かにしたい。
そう考えて犬のしつけマニュアルをつくりました。
いろいろなご意見、コメントなどをいただき本当にありがとうございます。
価格についてのコメントもいただいておりますが
皆さんにしつけ方、犬の心理の育み方を、お伝えさせていただくために
犬をお預かりして、毎日のきちんとした管理、
そしてしつけ、育成をし、その映像を数ヶ月かけて撮り続け、
また、業者に委託すると必要な部分も、カットされてしまうので
私自身が編集をして、業者に商品化してもらい、
皆様に伝えるために、サイト上の目につく所へもってくるためのシステムを作り、
発送からフォローまで含めると、
どうしても莫大な、経費がかかってしまいます。
今後、価格を下げていけるように
努力を重ねていきたいと思っておりますが
皆様のご理解をいただければ幸いに思います。
愛犬との生活は10年、15年あるかと思います。
しつけも何もしなければ10年、15年
ストレスをかかえての生活が続いてしまいますが
14800円を15年で割っていただくたと
1日の犬への投資額は、3円未満です。
1日3円で愛犬との心満たされた、豊かな生活の方法がわかれば
決して高い買い物ではないと思うのですが・・・
この犬という動物を理解し、接し方、しつけかたを覚えられた技術、
これはみなさまにとって一生ものです。
さきいって、2頭め、3頭めを迎えいれても
使っていただける技術なのです。
これからも皆様と愛犬との豊かな生活のために
いろいろなサポートをさせていただけるように考えております。
この先、無料のしつけ教室の動画も始めさせていただく予定でおります。
posted by 森田誠 on 12月 11
「さあ、しつけを始めよう」 と思って「よしよし」 してるのに
犬がそっぽをむいたり、後ろをむいてしまったり
犬の性格によって、いろいろな反応がありますが、
うまくいかないな~と
思っていらっしゃる方も 多いと思います。
でも、考えてもみてください。
今まで自由奔放にしていられたのに
ある時、首輪に指をかけられて自由にならず
「よしよし」なんて、してもらっても・・・・?
気質の弱い子は「え?何?」と
戸惑うかもしれないけれど、
気質の強い子は「この俺様に何をするんだ?」
「やめろよ、やめろよ」と反発してくるわけです。
それに、リーダーの周りは「安全」だということも
まだ、知らないのです。
ですからまず、リーダーの周りは安全で暖かい場所だという
経験をさせてあげましょう。
何回も、何日もその子にあわせてベースを作ってあげることです。
そして、リードをゆるめて勝手な行動をとったときなど
チョン、と権威をつかうと、びっくりしますよね。
その子のびっくりした気持ちをリーダーの愛情で
すくってあげるのです。
びっくりして怖いと思う気持ちを
「はい、よーしよし」 と自分の愛情の方に誘導する。
そして、受け止めていくと
「なんだか、居心地がいいところ」 と感じてくるのです。
居心地がいい、悪いくらいは犬もわかりますから・・・
リーダーの愛情が 居心地のいいところであればあるほど
不意の権威にドキッとした時、
「リーダーのところに行って安心したい」
「早く居心地のいいところにいきたい」 という気持ちが発生します。
さらに 受け止めて犬の緊張をとっていくと
人と犬との間に「信頼関係」ができるというわけです。
最初は「うけとめ」をして、知らんぷりされたとしても
あきらめないで、居心地のいい場所を
とにかく 「伝えて」ください。
しっかりとしたその「愛情のベース」があるからこそ
「従いたい」 という服従性が発生するのです。
犬にとってリーダーとは・・・・・
「つよくて、こわくて、やさしくて、あったかいひと。」
そんなリーダーになりたいですね。
posted by 森田誠 on 12月 6
柴犬など、気質の強い犬を飼われている方から
「自分の犬に本気で咬まれますがなおせますか?」
という 相談を受けることがあります。
そういった子でも、基本的には
服従性豊かな子にすることはできます。
ただ、叩いてしつけようとして
攻撃性を出させてしまった子は
難しい場合があります。
もし なおしていくとすると
そういう子たちは
「いやなことに対して自己防衛」で咬んでくるわけですから
「いやなことに対して、受け止められる喜び」を育み
そこで信頼を結んでいけば
「いやなことに対して従順な心理の子」に変わります。
たとえば足を拭かせない柴犬がたくさんいます。
特に柴犬の足には敏感な神経が通っていて
足を触られることに対して
不安と恐怖で自己防衛をしてしまうのです。
それを何とか無理やり拭こうとするから
自己防衛のために咬むようになってしまいます。
いやなことに対して従順な心理を育めば
足を拭くことも簡単にできるようになります。
ただしつけを行っていくのに
そういった気質の強い子は
首輪のショックを使うと よけいに
自己防衛の心理から攻撃的になりますから
ねばりのある権威をつかって
受けとめをしっかり行って
信頼を築いていけばいいのです。
posted by 森田誠 on 11月 28
僕のしつけマニュアルを読んでくださった方は
たくさんいらしゃると思いますが
ご相談をいただくたびに思うことがあります。
それは皆さんが
しつけマニュアルを読まれていらっしゃるようで
読まれていらっしゃらない・・・ということです。
こういう方がたくさんいらっしぃます。
最初読んで分かったと思い
書いてある通りに
しつけを実行したけれどうまくいかない。
それから また読み直してみると
「ああ、そうなのか」と
思うところが出てくる・・・
そしてまた 読み直してみると
今読んだときには 気がつかなかったところが
「ああ、なるほど・・・」と なってくるというのです。
そうなんです。
このマニュアルは 10回読んでわかることと
20回読んで分かること
さらに 読むとわかってくることがあるのです。
その方 その方で差はあると思いますが
ぜひ、1回、2回ではなく
何度も 何度も
読み直してみてください。
ご自分とわんちゃんとが
どのしつけの段階に
いるのかということによっても
解釈がちがってくることもありますから
うまくいかないなあと思ったら
再度 読み直してみてください。
posted by 森田誠 on 11月 15
犬の知能ってどれくらい?
犬の知能は、人間の子どもにたとえると2歳児、3歳児くらいと
同じだということを、ご存知ですか?
だから、犬をしつけて、性格の良い子に育てるには
人間の子どもの1歳児、2歳児、3歳児をしつけ育てるのと同じ様な感覚で
同じように愛情や、手をかけてしつけ育てる事が大切です。
よく、犬の訓練とかということで軍隊の様にしつけたり
訓練することが世の中に多く出回っていることは
皆さんもご存知だと思いますが
3歳児ほどの知能の次元しか持たない犬に
軍隊のようなしつけ訓練をしてよい心理が育つわけはないと思います。
服従性豊かな素直な心理を育むには
犬の感情を大きな人の愛情で受け止めてしつけ育てる事が
大切だと考えています。
ただ一点 人間の1歳、2歳、3歳と大きな違いが出てくるのは
犬の成長は非常にはやく、精神面などは人間の大人のように
成長していきます。
つまり、生後1歳くらいになると
もうしっかり精神面は成長しているのです。
でも知能は2歳児、3歳児だという感覚で
犬のしつけや、育成を考えられたらいいのです。
精神的には成長しているので
人間社会にそぐわない行動に対しては
その心理と行動はだめなんだということを
しっかり伝えることがたいせつです。
そしてもう一つ、知能が高くないので
犬の感情を大きな愛情で受け止めてあげればよいということなのです。