posted by 森田誠 on 1月 30
今日は皆さんに里親募集中のワンちゃんを
ご紹介させていただきたいと思います。
コロちゃんのことは、とある1本の電話で知りました。
去年の11月、私のところに島根県に住むご年配の方から
電話がかかってきたのです。
おばあちゃんの話によりますと、
「ご近所のワンちゃんが、保健所へ連れて行かれてしまったので
助けてほしい。」 とのことでした。
よくよく話を聞いてみますと、飼い主さんは朝から夜まで働きに出たままで
コロちゃんは1日中、ず~っと外に繋がれたまま。
おばあちゃんがそれを見かねて
お散歩やお世話、動物病院へ連れて行き去勢手術、フィラリア薬を
ボランティアでされていました。
そんな生活もしばらく続いた頃、飼い主さんが
「コロを保健所へやる。」 と言い出したそうです。
慌てて説得し、何とか止めたものの
ある時、コロちゃんがいなくなったそうです。
飼い主さんに話を聞くと、
「知り合いのところにもらってもらった。」 と言ったそうです。
しかし何故か胸騒ぎがしたので保健所へ見に行ったそうです。
するとコロちゃんが暗い、冷たいコンクリートの檻の中で
うずくまっていたそうです。
すぐにでも出してほしいと保健所の方に言ったそうですが
「この子を連れてきた飼い主さんの許可がないと出せない。」
と言われたそうです。
飼い主さんは応じてくれないし、このままだとガス室・・・・。
困り果てた末、私の連絡先を知ったそうなのです。
保健所へ入れられてしまった子を救出するのは
大変難しいのを知っていたのですが、
私の知り合いの保護団体の方が保護してくださるということで、
その日の夜、島根県へ出発し、朝一番で保健所の方と話をし、
地域のご近所の皆さん、私の知り合いの保護団体の方の協力もあり、
無事に保護することができました。
この子がコロちゃんです。
かわいいですね。
*柴系MIX
*4才
*12キロ
*男の子
*去勢手術済み
ここからは現在保護をしてくださっているボランティアの方からのメッセージです。
”性格は大変に臆病な処が有りますが性格は明るく、じきに馴れます。
多分に今までの飼育環境が劣悪で
飼い主から不当な扱いを受け、暖かい愛情どころか、
虐待に近い飼育だったのでしょう。餌を貰い生き抜く為に
飼い主の顔色を窺いながらのオドオドした生活を送っていたと思われます。
同じ犬に生まれながら、本当に愛されて一生を送る犬もいれば、
たまたま酷い人間に飼われてしまった為に「犬権」も認められず
惨めな生活を送る羽目になってしまったこの子は不幸な子です。
たまたま縁が有りこの子を引き取り保護する事になりました。
願いは是からは暖かいご家庭で何の心配も無く、
「自分がこの家に居て良いのだ。
この家に自分の居場所が認められて居るのだ」 と
自信を持って一生を終わって欲しいのです。
一度、心を許せばとても甘えてきます。
食事の時の「待て」をさせるとアイコンタクトと取りきちんと待てます。
無駄吠えも有りません。散歩時の強い引っ張りも有りません。
暖かいお気持ちでこの子を迎えて下さるご家庭をお待ち致します。”
もし、この子をご家庭に迎え入れていただける方がいらっしゃいましたら
こちらの携帯電話までご一報ください。
090-8024-2225
心よりお待ち申し上げております。