posted by 森田誠 on 5月 28
突然の電話
「○○動物病院から犬を保護しているという情報を聞きまして。。」
夕方、いきなりケータイにかかってきた電話。
え?
ぽん太のこと?
「でもそれはもうおととしのことですよ」
「はい、おととしです」
「それにもうかなりの老犬ですよ」
「13,4歳です」
「!!!」
「柴犬ですけど。。」
「柴犬です」
え。。。。
ぽんちゃんの飼い主さん、見つかっちゃったの。。?
なんだか私の気持ちは複雑で。
飼い主さんのところに帰れるかもしれないなんて、ぽんちゃんよかったね。
でも。。。。。
すぐに確認をしにいらしたんですが、ぽんちゃんを見たとたん。
「ちがう。。。」
とても残念そうでした。
1年半の間ずっとずっと捜しているんだそうです。
柴犬を保護しているという情報があるとどんなに遠くても
確認しにいっていらっしゃるとか。。
とても大事にかわいがっていた子というお話をされて
残念そうに帰っていかれました。
その夜、主人とこんな話をしました。
ぽん太は、うちで最後の最後までめんどうみてやろうね、と。
なんだか涙がでてきてしかたありませんでした。
あんなにかわいがられて、1年半たった今も捜してもらっている
子もいるんだな。
ぽんちゃんが来たとき、かわいがられていたという様子など
これっぽっちもなかったもの。
爪はのび放題。
毛はパサパサ、毛も抜いてもらったことないような。。。
そんなぽんちゃんみたいな子もいれば、
いなくなってからずっと捜してもらっている子もいて。。。
それぞれの思いを胸に、その日も一日が終わりました。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 5月 11
柴犬のぽん太
大騒ぎだったゴールデンウィークも終わり
なんだか気温の変化に体調がいまひとつ。。。。
真夏のような暑さから一転、うわぎをはおっても寒い。。。
みなさま体調など崩されていませんか。
昨年の11月20日の夜、寒い寒い日、我が家の近くの信号で
車にひかれそうなところを保護され、我が家に舞い込んできた
ぽん太。
年齢はおそらく15歳か16歳くらい。
歩くこともままならず、やせ細ってよろよろしていました。
体は汚れて爪は伸び放題。
今にもポックリ死にそうだったぽん太。 (2012.11.27公開のブログ)
なんとか飼い主さんを見つけなきゃ、とあちこちに貼り紙をしたりと
手を尽くしましたが、一向に見つからず、今日に至っています。
こちらの大変さも何もお構いなく、当の本人はいたってマイペース。
あたたかい布団の上でよく眠り、ごはんもお腹いっぱい食べて。
お散歩でもちょっと小走りもお目見えして、とりあえず残った余生を満喫しているよう。
最近では、かなり痴呆が進んでますが。。。せっかくここまで
頑張って生きてきたんだもの、
せめて最後くらいは楽しく、やりたい放題にさせてやりたいと。
ぽん太の犬生の中で一番幸せ、と感じられるときを
過ごさせてやりたいと思っています。
by 森田雅子
posted by 森田誠 on 11月 27
柴犬の迷い犬「ぽん太」
朝晩はさすがにもう、寒くなってきました。
そんな11月20日の午後6時すぎ。
もうあたりは暗くなったころ。
我が家のすぐそこの信号のあたりで
車のライトめがけてよろよろと歩いてきたという
柴犬を保護しました。
ビラを作って呼びかけていますが、
未だ飼い主様は見つかっておりません。
保護した時は、よろよろと歩くこともままならない
立っているのがやっと、という状態でした。
推定年齢14歳、15歳くらい。
きっとそんなに遠くないこの近所から来たのでは?と
考えていましたが、今はけっこうお散歩ではしっかりめに歩くので
けっこう遠くから歩いてきたのかな。。。と思っています。
当初はよっぽどお腹がすいて、疲れきっていたのでしょう。
すぐに温かいミルクとごはん、温かい部屋で休ませました。
しばらくはごはんも食べずじっとしていましたが
だんだんと食べ始めて全部きれいにたいらげました。
爪はのびきってまいてしまうほど。
あまりお散歩はしてもらっていないような。。。
首輪をしたあともなく、胴輪だったのか。。。など
探偵になったようにいろいろと推理したりして。
警察などに連絡はしましたが、
きっと温かいところで保護してもらえないだろうな。。とか
そのあと保健所に連れていかれてある程度の期間で
きっと処分ということになる。
そんなことを考えて我が家で保護、飼い主様を捜そうと思っています。
とりあえず、名前がないと不便。
娘がじっと顔を見て、「なんか、ぽん太って感じ」
せっかくここまでがんばって生きてきたぽん太。
早くお家の人が迎えに来てくれるといいね。。。。
がんばって一緒に捜そう!
by 森田雅子