posted by 森田誠 on 4月 14

しばらくご無沙汰をしてしまいましたが
ラブラドールのあずき、毎日一生懸命に生きています。

右前の手の指が
扁平上皮癌になり、指の切断の手術をしてから
抜糸までに本当に長い期間がかかりました。
免疫抑制剤を飲んでいるために、
傷のつきが悪いからということで
通常よりもかなり長めに日にちをとって抜糸したのですが、
あずきも気になったのか、その部分を舐めてしまい
やはりすぐに開いてしまいました。

そして再度局部麻酔で縫うことに。。。
そのことがあってから、抜糸まで1ヶ月以上、間をあけました。

今はもう、傷口もきれいに合わさり、もう多少舐めても
開くことはないと思います。

相変わらずの立派すぎる食欲。
部屋にカートを運んできたとたん、前足でぴょんぴょんと大喜びで
(両後ろ足が全く動かないので前足のみの表現となっています)
早く散歩に行きたいよ~!!のアピールを。
鼻息も荒く、フガフガと喜びの舞をしながら
主人にカートに乗せてもらい、
私とカニヘンダックスのミニーとチワワの福と散歩にでかけます。

そんな毎日を送っています。

写真 1

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 2月 2

扁平上皮癌の兆候

ラブラドールのあずきをあわてて病院へ連れて行ったのは
あずきの右前足の肉球から
膿のようなものが吹き出ていて
直感的に、おかしいな、と思ったからでした。
3、4日前の爪きりの時にはなかったものです。

でも今考えると、もっと前からその兆候があったのを
見逃していました。
その指の爪だけがやたらと伸びるのが速くて
「なんでこの爪だけ、のびるんだろう。。」と
不思議に思っていました。

まさか指の骨が溶けていたために
爪が出てきてしまっているとは思いもしませんでした。

そして、そのもっともっと前。
あずきが右前の手をピクピクとあげていることがありました。
手が地面につきそうになると、ぴくっとして手をあげてしまうのです。
でも、その頃、あずきに新たな脳炎が見つかり
後ろ足もおぼつかなくなって、歩けなくなってしまっていて
顔面神経もやられて瞬きもできない、舌もうまく動かせない、
顔面の皮膚の感覚が全くなくなるという状態になっていました。
てっきり右手も神経によるものだと思っていました。

実際、神経科の先生にも何度も診ていただいたりしましたが
そこまではわからなかったです。

きっとその頃から癌がはびこっていて、痛かったんだと思います。
ちょっとでも地面に触れると痛くて、踏ん張ることができずに
すぐにあわてて手をあげるしぐさをしていたんだと。

あの時に気づいていてあげていたら。。。
ごめんね。。。
ほんとうにごめん。。。

犬たちは人間のように言葉が話せないのに。
だからわたし達が気づいてやることがとても重要なのに。。。

指を切断するという結果になってしまったけれど
なんとか命だけは助けてやりたいと思っています。

扁平上皮癌。
特に黒ラブに多いと病院の先生がおっしゃっていました。
一本の爪の伸びが速かったり
地面に手や足をつきたくないようであったら
一度病院で診ていただいたほうがよいかもしれません。。。

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「おねがい。
はやく気づいてね。」

by 森田雅子

 

posted by 森田誠 on 1月 25

扁平上皮癌

昨日、病理検査の結果が出ました。
ラブラドールのあずき、右手の指の切断した部分を
調べてもらっていましたがやはり扁平上皮癌でした。

切除した部分の血管にはがん細胞はとんでいる感じはない、
ということと、
ひとつ上の関節から切除したのですが
その骨からも癌は見受けられない、ということが
主な内容でした。
専門用語だらけで、一度読んだだけではチンプンカンプン。
(わたしだけかも。。。)
先生がかみ砕いて説明してくださったのを聞いてやっと「なるほど。。。」

あとは肺への転移が予想されるので、レントゲンなどで
チェックをしながらということです。

さあ、とりあえず悪者は退治してとっぱらったし、
悪者の正体もわかったし、
ここからがあずきとわたし達のちからのみせどころ。

がんばらねば。

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「おうちの玄関のまえでひなたぼっこ」

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 1月 21

「第一に扁平上皮癌が考えられます」

ラブラドールのあずきの細胞診の結果が出ました。

これは、あずきの右手にできた腫瘍?のようなものに
針をさして細胞をとって調べたものです。
病理検査とは違って確定ではないものの、
扁平上皮癌にほぼ間違いないことは明確になりました。。。

先日、指の切断手術をしたあとの病理検査の結果は
まだ出ていませんが、もっと詳しくわかるのだと思います。

覚悟はしていたものの、やっぱり落ち込むな~
やっぱりね。。。

でも。

何もわからず、状況をすべて受け入れ、
今という時を一生けんめい生きているあずきを見ていると
わたしもしっかりと現実を受け止めて、前を見て
とにかくしっかりとしなければと。

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傷口からの出血もなく
あずきちゃん、よくがんばりました

「こんどはきみどりのおててになったよ!」

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 1月 15

手術前夜のおはなし

いよいよ明日、
ほぼ扁平上皮癌であろうあずきの指を
切断する手術の前日。

ラブラドールのあずきちゃん
もう12歳だし、脳炎だし、免疫抑制剤を飲んでるから
麻酔に耐えられないかもしれない。
このまま死んじゃうかもしれない。

あれやこれや心配がつきない手術前夜。
涙ぽろぽろの手術前夜。

あずきにとっては夢のような豪華なお食事と
食後にはケーキまで用意されていて
「まだ正月か~」てきな夜を一緒に過ごしました。

大好きなお肉がごろごろ入ったごはんをペロリ。
ケーキは主人もカニヘンダックスのミニーも
チワワの福ちゃんも寝静まってから
わたしとあずきとふたりで
「わるものを退治する会」をひっそりと行いました。

お互いにケーキを食べて
明日はがんばろう!と誓いました。

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「あたち、脳炎だからぺろぺろしても
おはなをきれいになめることができないの」

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手術が終わってあずきが帰ってきた今だからこそ
こんなお気楽な文章を書いていますが
実際は、
おねがいだから元気で帰ってきてね
死んじゃ、いやだからね
おかあちゃんをひとりにしないでね
と、がつがつケーキに食いつくあずきをなでながら
ポロポロ。。
なんともしめっぽい会がジメジメと続きました。。。

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「あのね、しゅじゅつがおわった日も
がんばったね会をひらいたんだよ!

おはなについてるのはケーキのくりーむ!」

 

by 森田雅子