posted by 森田誠 on 1月 8
「命の尊さ」について、たくさんのコメントをありがとうございました。
皆さんの貴重なご意見の中に
「運転免許のように、飼い主免許を取得した人が
犬を育てるようにすればいいのに・・・」
というものがありましたが、僕もそう思いました。
犬を販売する側も、犬を受け入れる側も
何らかの規制を儲けるべきではないかと・・・
販売するほうは、「商品」を売るのではなく
「命」を受け渡すという自覚をもっていただきたいし、
犬を受け入れるほうも、「飼う」のではなく、
家族として「育てる」という自覚を
どうかもっていただきたいのです。
犬たちはどの子もみんな正直です。
人間のように、うそをついたり、人前でつくろったりしません。
犬は飼い主さんが接した通りの子になります。
犬たちを正しく理解し、正しく接し、育ててあげれば
想像以上の、素晴らしい人間と犬との世界が
そこにはあるのです。
犬の業界に、今年で34年いますが、
これからの私の人生の中で
そのようなことを世間に向け、
陰ながら、頑張っていきたいと
心から、思っています。
本当に皆様、たくさんのご意見を
ありがとうございました。
posted by 森田誠 on 1月 5
第2次世界大戦のとき、
ドイツのヒトラーは優秀なユダヤ人を恐れ、
だましてガス室に閉じ込めて、
数えきれない命を奪いました。
ヒトラーの思い通りにならない命は
だましてでも、排除するという
非常に、非人道的な思想は
世界中で非難されていることは
歴史上、みなさんもご存知の通りと思います。
今日現在も、全国のどこかの保健所で、
同じようにガス室で殺されている
人間と同じ感情を持つ犬たちが
何頭、いるのでしょうか?
犬だからといって、こういうことが許されるのだろうか?
こういう現実をなくすことができないのだろうか?
毎年、年間40万頭~60万頭の犬が
保険所で殺されています。
今日、自分の犬にかまれ、大けがを負わされ、
何針も縫った方からのご相談がありました。
犬の年齢は、まだ、生後8ヶ月の女の子。
人間の子供でいえば、
小学校4~5年生というところです。
お話をお伺いすると、
「仕事をしてるから、いそがしいから、
お散歩も1日1回、ほんのちょっとしか連れて行かない。」
「その他は、庭先に短い鎖につなぎっぱなし」
それでいて、
「問題行動ばかり起こして困る」と・・・・
そして、しつけと称して
たたいたり、マズルコントロールをしたり、
ホールドスチールなど押さえつけたりして
叱った結果、わずか半年くらいから
本気で飼い主さんに咬みつき、
大けがを負わせるようになってしまったと。
それをなんとか、なおしたいというご相談でした。
感情ある犬を、育てる管理上に
まず、大きな問題があったので
その、改善からお話しさせていただいたところ
「忙しいから、そんなことはできない、
散歩の時間を増やすことはできない」など、
犬を虐待する管理で、都合のいいときだけ
いい子でいてくれという、ご要望でした。
そして、
「保険所に連れて行くことを考えている」
という、飼い主さんの言葉に、
ヒトラーと同じような人格の人が
世の中にはいるんだ・・・と
心が非常に痛みました。
毎年、数十万頭のたくさんの犬が
殺されていく、その背景には
人間の身勝手な、醜いエゴがあることを
みなさんはどう、思われますか?
犬の幸せ、人の幸せ、命の尊さを
もう一度、改めて考えさせられた
ご相談でした・・・・
posted by 森田誠 on 1月 2
みなさん、お正月をのんびりと
過ごされていることと思います。
こちらの方はお天気もよく、
おだやかな時間が
過ぎているという
感じですが、
僕らには、
お正月も関係なく
いつも通りの毎日です。
チワワの「おはぎ」
と
ラブラドールの「あずき」
犬たちもいつも通りの
気ままな格好で
のんびり
お正月を
満喫しています。
posted by 森田誠 on 12月 28
無料の犬のしつけ教室
2009年1月より無料の犬のしつけ教室を
ホームページ上で動画で、行う予定です。
全ての内容が、 目からウロコが落ちるような内容をご紹介していきます。
日本中の愛犬家の方々が、犬と楽しく豊かに生活をし、と同時に
日本中の全ての犬たちがこの人間社会の中で、幸せに暮らせることを願って、
無料の犬のしつけ教室を続けていきたいと考えています。
動画の内容もごく一般的な内容ではなく、
第一回目のタイトルは、まず「犬という動物を知るということ」から入っていきます。
様々な内容で、第二回、第三回、第四回と、続けていこうと考えていますので、
是非愛犬のためにも参考になさってください。
また、サイト上から質問もできるようになっていますので、
質問に対してFAQで答えを公開していく予定でもいます。
今現在、1月1日より公開できるよう頑張っているところです。
http://www.wanwanstudio.com/ の私自身のホームページから
ご覧になれます。
全ての犬たちが幸せになれるようこれからも、努力精神を重ねて参りますので、
今後とも宜しくお願いします。
posted by 森田誠 on 12月 22
リードは犬に自分の気持ちを伝えるための道具なのです。
よくリードで犬を押さえつけて歩いている方
また、犬の行く方、行く方に引きずられて
犬にお散歩させられてる方など見かけることがありますが
リードは犬を抑制するための道具ではなく
犬にだめだよということを、つまり
犬の心理にドキッと「伝えるための道具」なのです。
しつけをし始めたら、家の中でも
リードをつけておくといいと思います。
犬のダメな行動や心理には
リードを利用して「だめ」 ということを伝えます。
「権威」を使ったときなど、犬が都合のいい場所、
たとえば、机の下などに逃げ込まないように
リードは必須です。
逃げ込む子には愛情の方だよという気持ちを
リードの先を持って自分の愛情のほうに
誘導してあげます。
逃げ込むことによって、
防衛本能が育まれててしまうので要注意なのです。
しつけの時間が終わっても
リードはつけっぱなしにしておいた方がいいです。
しつけが終わり、「はい、おしまい!」と
はずしてしまうと、リードのついている時と
ついていない時との、区別を覚えてしまうこともあります。
それに、リードがついていることによって
リードが「権威」となるため、犬の心理のいい状態が
多くなり、受け止めてあげられる回数も多くなります。
リードは「伝えるための道具」です。
上手に使って、犬とのいい関係を築いていきたいものです。